北区民と演劇を作るプロジェクト、区民オーディション募集、明日締切!

職員の大石です!
北区民と演劇を作るプロジェクト第二弾「未開の議場」
区民向けオーディションの締切がついに明日となりました!
沢山のご応募ありがとうございます。

しかしながら・・・現時点で男性からの応募がちょっと少なめです。
明日の締切まで、まだ余裕があります!ここで、ざっくりどんな企画なのかをご説明します!!

まず「未開の議場」という台本に関して。
「議場」という名前の通り、2時間を超える「会議劇」です。
その会議劇、俳優は「ほぼ出演しっぱなし」です。袖で待機するのは全体で5分、もない役もあります。そして全役、膨大な台詞があります。すっごい喋ります。

トメニア人労働者が多く住む地方都市、幸笠県萩島町。商店街の青年部が主催して、来月「萩島フェスタ」なるお祭りの実行委員会の会議がはじまる。基本的には進行の確認と、拍手の承認くらいで終わるはずだった。が、銭湯の女主人が口にしたタトゥーの入ったトメニア人の入湯拒否が訴訟にまで発展した話題から、各々の委員が抱えるトメニア人との問題が噴出し、会議は思わぬ方向へと走りだすのだった。

外国人問題を扱うに当たり、実際にブラジル人を始めとした外国人労働者が多く住む群馬県大泉町にフィールドワークに赴き、現地の行政の方や、民間レベルで活躍されるコーディネーターの方などに取材を重ねて製作された。上述の大泉町のような地方都市をモデルにし、古くは「12人の怒れる男」、または、三谷幸喜氏の「12人の優しい日本人」に連なる会議モノで、緻密な伏線と魅力的な登場人物によるドタバタ、どんでん返しが楽しめるエンターテイメント作品となった。と同時に、現在問題になっているネット右翼やヘイトスピーチなど、他国、民族への差別などを題材にしており、「異文化との共生は、その場所に住んでいる、ということをまずは是認する・寛容になる」ことに始まる、というメッセージを伝えている。

2014年佐藤佐吉賞最優秀助演男優賞(小沢道成)・優秀作品賞(カムヰヤッセン)・優秀脚本賞(北川大輔)・優秀助演女優賞(宍泥美)をそれぞれ受賞。

あらすじを読むとちょっと難しそうな感じなのですが、全然そんなことないです。
基本、商店街の実行委員の会議なので、硬い口調で難しいことを言うわけではなく、むしろ口語でガンガン戦いが起きるぞ、という感じです。ダンスとか殺陣とかはありません。芝居を突き詰めていきます。
伏線を全部回収していくさまに、この芝居は「ごくせん」だ!と言っているのですが誰も同意してくれません。

出演者は14人、大体半々くらいで職業俳優と区民の方とでやれたらなぁと思っています。
稽古は土日と平日夜を中心に、1月半ば〜後半から始まり、週2〜3回の稽古となります。

オーディションは2日間、全4回。
11/12(日) 15:00-17:00・18:00-20:00
11/18(土) 15:30-17:30・18:30-20:30
締切は明日の24時となります。

他にも
昨年度公演の感想まとめ
https://togetter.com/li/1018556
昨年度の公演日誌
https://note.mu/ojishogekijo/m/m369784b99bc7

このあたりをご参考にしていただければ、感じがつかめるかなと思いますー。


ご応募はこちらのホームページより!
お待ちしております。
http://www.en-geki.com/kwctcc/


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