劇場で若者集めてただの飲み会だなんて絶対に怪しいよね。

9月25日(月)に25歳以下の方を地下の劇場におびき寄せて、飲み会を開くことになりました。
怪しいよね。
怖いよね。
ちょっと、参加するの勇気いりますね。
変な壺とか高級羽毛布団売りつけられるパターンだよね。
そんな怪しげな飲み会の幹事をつとめております、池亀三太と申します。

普段はこの花まる学習会王子小劇場でプロジェクトディレクターとして働きながら、「ぬいぐるみハンター」という茶目っ気のある名前の団体を主宰して演劇活動を行ったり、ドラマの脚本を書いたり、ネットで猫動画を見漁ったりしています。

どうしてそんな小劇場という世の中で秘宝館の次くらいに怪しげな場所で飲み会という怪しげな催しをやるのかということをお話したいと思います。

劇場っていう存在は場所があるだけじゃダメで、そこで上演が行われなきゃいけないし、人が集まらなきゃいけないんです。
人が作品を上演するために集まる場所、人が観客として集まる場所、それが劇場なんだと思います。
んで、この王子小劇場ってのは北区の王子っていう街の地下に存在していて、これまで数多くの団体、役者、スタッフが上演するために集まってきました。その作品を目撃するために更に数多くの観客が集まってきました。
劇場があるんだから当たり前の光景だろうと思われるかもしれませんが、実はそんなに当たり前というわけではなくて、これまでも多くの劇場が潰れていますし、多くの劇団が様々な理由から解散していますし、それに伴って多くの人が作る側としも観る側としても演劇を離れてしまっています。
それぞれの人生があるから仕方がないことだっていうのも分かります。でもこのまま漫然と見過ごしていては劇場は潰れます。小劇場という文化は廃れていってしまいます。

劇場には常に新しい人がやってくる必要があります。
それは創作する側としも客席に座る側としても。
新しくやってくる人たちが劇場の生命線なのです。

そんなことを思って、もうちょっと気軽に劇場という場所に来てもらえたらなと願って、この飲み会を企画しました。

そういうための飲み会だけど、それもそれでちょっと参加するのに勇気がいるかもしれないってもの理解しています。
でも、本当にお気軽に足を運んでもらえたらいいなって思ってるんです。
別に、オルグしませんし、演劇漬けにして人生台無しにしてやろうなんて魂胆ではありません。
これから、演劇の世界に一歩踏み出そうとしている方の背中を押してあげれる機会になればいいなと思うと同時に、勇み足をなだめるくらいのことも出来たらいいなと思っています。
僕も演劇始めた頃は勇み足すぎて金銭面と人間関係で幾度となく破滅を繰り返しておりますので、そんなしくじり経験もお伝えできたらいいなとも思います。

まあ、僕らが何かを教えるとか偉そうにアドバイスとかはそんなに出来ないかもしれませんけど、皆さんの今現在の悩みとかこれからの不安だとかに「ふむふむ」と耳を傾けることをしたいなと思います。
その出会いをこれからの劇場の運営に生かして、どんどん新しい人達がやってくる劇場になればいいなと思っています。

そんなこんなで飲み会待ってます。
怖くない、怖くないよ。
お酒が飲めなくても大丈夫です。
僕も20代前半の頃は知らない人ばっかりの大人数の飲み会とか絶対行かなかったからな。でも、きっとあん時行っときゃ良かったなというきっかけや出会いに繋がると思うんです。
僕みたいに「誰ともつるまねえ!」って尖ってみせてて損ばっかりして文句垂れて数年遠回りするような残念な思いをしてほしくないから。
できるズルはみんなでやりましょう!
まあ、ズルじゃないしね!

なんだか砕けた文章書こうとしたのに、結局真面目な感じになっちゃった。

待ってますね!
下記の詳細の記事内から予約してね!

9月25日(月) @花まる学習会王子小劇場
【詳細】
http://en-geki.blogspot.jp/2017/08/2017925-25-2017925-18301923-1-14-41f_25.html


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